GRUPO ARCADIA OFFICIAL SITE

グルーポ・アルカディア公式サイト

グルーポ・アルカディアが使っている様々な民族楽器を紹介します。

QUENA (ケーナ)
インカ帝国時代より伝わる、アンデスを代表する葦笛。
日本の尺八に近いシンプルな構造であるが、深い音色と幅広い表現力を持つ。

ZAMPOÑA (サンポーニャ)
長さの異なる葦の閉管を束ねた、パンフルート族の楽器。
手のひらに乗る位の「チュリ」から大人の背丈程もある「トヨス」まで、様々なサイズと演奏バリエーションがある

ANTARA (アンターラ)
サンポーニャより更に古い時代からアンデスの人々に愛されてきた一列パンフルート。
多くはペンタトニック(五音階)に調律されている。
大地の女神「パチャママ」の遣いである「風」を表現する。

KUNTURI (クントゥリ)
インカ帝国以前の古い形をそのまま残している3孔ケーナ。
非常に珍しいコンドルの翼の骨で作られたもので、現地でも遺跡から発掘されたものしか存在していない。

CHARANGO (チャランゴ)
アルマジロの甲羅を共鳴胴に使った複弦5コースの弦楽器。
独特の調弦と奏法を持ち、きらびやかな音色はアンデス音楽に欠かせないものとなっている。

CUATRO (クアトロ)
ベネズエラの4弦小型ギター。
非常に軽い木の素材で作られ、明るい音色を持つ。
8分の6拍子を軽快に刻む曲に多く使われる。

TIPLE (ティプレ)
コロンビアの小型ギター。
スティール12弦であるが、トリプル弦なので4コースしかない。
他に類を見ないほど豊かな残響音が特徴。

BOMBO (ボンボ)
アルゼンチン北部の草原地帯、パンパの大太鼓。
アルガローボという豆科の大木をくり抜き、なめしていない牛の毛皮を張ったもの。
枠と皮で複雑なリズムを紡ぎ出す。

CAJA (カーハ)
ボリビア南部~アルゼンチンにかけて分布する小型ドラム。
リャマの皮などを張ることが多く、竹製のスネアが付いている。

CHAJCHAS (チャフチャス)
リャマや山羊の蹄(ひづめ)で出来た、野趣豊かなリズム楽器。
木の実を使って作られたもの(右)もある。

SEMILLA (セミージャ)
巨大なサヤエンドウの様な植物の種を、そのまま使ったパーカッション。
中の種が乾いた小気味良い音を奏でる。

PALO DE LLUVIA (パロ・デ・ジュビア)
「雨の杖」という意味の、サボテンで出来た音具。
サラサラと水の流れるような音は昔、チリの砂漠地帯で雨乞いの儀式にも使われていた。